むかしから「国家に銀行あり、庶民に質屋あり」といわれてきたように、質屋には、庶民金融機関としての温情がいまだに流れているようである。それから質屋には、これまで述べてきたような預かり制度だけでなく、リサイクルビジネスと同じように買い取り制度もある。そのことについては、のちに詳しく紹介してみたいと思う。質屋を利用するには、年齢制限があって、十八歳以上でないと受け付けてもらえない。十八歳でも、大学生や専門学校生はいいのだが、高校生はダメである。さらに初めて利用する場合は、本人であるという身分を証明するものが必要だ。運転免許証、健康保険証、身分証、学生証、パスポート、外国人登録証などの身分証明書を提示しなければならない。この身分確認の件は、リサイクルショップが商品の買い取りを行う場合と同じで、質屋に義務づけられていることである。